論文や卒業論文におけるスペースなしのエヌダッシュの正しい効果的な使い方
論文や学位論文を作成する際には、エンルールを使用する必要があることに気づくでしょう。そのため、エンルールの正しい使い方を理解することも必要です。ハイフンより長く、エムルールより短いエンルール(エンダッシュ)は、その機能に応じて、前後にスペースを入れずに密着させて使うことも、両側にスペースを入れて使うこともできます。スペースなしでエンルールを使う場合、特定の状況でエンルールとハイフンのどちらを使うべきか混乱しやすいため、著者にとっては特に難しいことが多いです。したがって、以下のアドバイスが役立つかもしれません。
スペースを挟まないエンルールは、ページ番号、日付、時間などの範囲を示す数字の間で「〜」や「および」の意味で使われます(例:「pp.13–26」、「2010–2013」、「10.30–11.30」)。ただし、「between」や「from」と組み合わせて使うべきではありません。つまり、「2010–2013」、「from 2010 to 2013」、「between 2010 and 2013」はすべて正しいですが、「from 2010–2013」や「between 2010–2013」は誤りです。
スペースなしのエンルールは、月や曜日の範囲を示す語の間(「3月–6月」や「火曜日–木曜日」など)や、ルート上の場所の間(「ロンドン–ヨーク鉄道路線」のように)にも使用されます。同様に、エンルールはスペースなしで語や名前の間に用いられ、会合場所を示す場合(「カナダ–アメリカ合衆国国境」など)や、競技や試合を示す場合(「セルティック–アバディーン戦」など)にも使われます。
スペースなしのエンルールは、テストや理論の共著者の名前の間に使うのが適切です。例えば「Mann–Whitney検定」や「Smith–Jones理論」のように、また、2つの名前から派生した複合名詞や形容詞にも使われます。例として「Marxism–Leninism」(名詞)や「Marxist–Leninist」(形容詞)があります。エンルールは、人名や国籍の間でつながりを示す場合にも同様に使われます。例えば「Chinese–Japanese heritage」のように。ただし、複合語の最初の部分が単独で成り立たない語(例えば接頭辞)の場合は、エンルールの代わりにハイフンを使うべきです(例:Sino-Japanese heritage)。
スペースなしのエンルールは、比率の要素間で「対」を表すためにも使用できます。例えば、「ハチドリの餌の砂糖–水の比率」や「参加者の男女比」などです。一方、エンルールはスペースなしで単語間の「および」を表し、密接な関係を示す場合にも使われます。例えば、「著者–編集者の関係」や「赤–緑色覚異常」などです。
時には、上記の状況でエンルールの代わりにハイフンが使われることがあり、時折、論文や学位論文のガイドラインで(指示や例を通じて)ページ番号の範囲など特定の要素にハイフンを使うことができる、または使うべきであると指定されることがあります。これらのガイドラインに従うことは常に賢明ですが、ハイフンは場合によって混乱を招くことがあることを覚えておいてください。例えば、「red-green」というハイフン付きの表現は、赤みがかった緑色を意味し、「red–green colour blind」のような「赤と緑」の意味ではありません。また、「author-editor」というハイフン付きの表現は、著者であり編集者でもある一人の人物を指しますが、エンルールの場合は二人の人物、すなわち著者と編集者を指します。同様に、「Smith-Jones」というハイフン付きの表現は複合姓の一人の人物を示しますが、「Smith–Jones」というエンルール付きの表現は二人の人物を示し、エンルールは一方の名前が複合姓であってもこの意味を保持します。例えば、「Smith–Jones-Jackson」は、最初の人物がSmithで、二番目の人物がJones-Jacksonである二人を指します。もしエンルールの代わりにハイフンを使い、「Smith-Jones-Jackson」とした場合、混乱を招く結果となります。
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