引用、参考文献、および引用符におけるコロンの使用
学術的な散文の句読点としてのコロン(:)の使用法には、出典の引用、他者の言葉の引用、完全な書誌情報の提供などがあります。使用パターンは、出版社のガイドラインやスタイルマニュアルで示される文書化方法や編集フォーマットに基づくことが多いため、常に文書に指定された指示を参照し、関連する指示を正確かつ一貫して遵守することが不可欠です。しかし、出版のために文書を準備する際に注意すべき一般的なパターンや特定の傾向もあり、これらの注意点はコロンを配置する際に役立つかもしれません。
学術的または科学的な散文で直接引用を含める際には、何らかの句読点がしばしば必要とされ、多くの場合コロンが適切な選択となります。引用は独立した節で導入され、その節の直後にコロンを付け、コロンの後に引用を加えることができます。これは次の文のような場合です:『J.R.R. TolkienのHobbitは、著者が採点していた学生のレポートに書きなぐったと思われる一文で始まります:「In a hole in the ground there lived a hobbit」』(残念ながら、そのタイトルのイタリック体はこの投稿では表示されないかもしれませんが、そこにあると想像してください)。このように使われるコロンは正式な英語に適しており、文の構造や著者のテキストと引用部分の境界を明確にする傾向があり、複雑な資料の可読性とアクセス性に非常に良い効果をもたらします。複数の文や節が引用される場合や強調が必要な場合には、コロンは特に適切な選択肢であり、長い表示引用や短い埋め込み引用の導入に優れたツールであり、直接話法の書き起こしにも効果的です(INTERVIEWER:『テストは痛かったですか?』PARTICIPANT 2:『テストは楽しかったと思いました。痛いはずでしたか?』)
コロンは、学者が学術的または科学的な文書の本文で資料を引用・引用する際にも非常に便利です。例えば、言葉が直接引用される場合、本文中の引用には通常、引用が見つかるページへの参照が必要です。いくつかのスタイルでは(すべてではないので、ガイドラインを確認してください)、ページ番号を導入するためにコロンが使用されます。例えば、(Pearson, 2013:p.31) や複数ページの場合は (Pearson, 2013:pp.31–35) のように使います。本文中で完全なタイトルが引用される場合(注釈や完全な書誌情報のエントリでも同様に)、タイトルの主要部分と副題の間にコロンが置かれることが多いです。これは、テキスト自体にその二つの要素の間に句読点がなくても(例えば本の表紙など)、同様です。私の別の記事のタイトル『Fragments, Fusions and Splices: Perfecting Sentence Structure』は標準的なパターンを示しています。最後に、聖書のようなよく知られた書籍を引用する場合、章と節を単にコロンで区切ることで素早く参照を提供できます(Genesis 2:16)。この原則は、学者が頻繁に引用するテキストの部分(例えば詩の書名と行番号など)にも適用できます。ただし、これらの短縮された参照の背後にある原則は、最初に使用される際に説明される必要があります。
完全な書誌参照では、コロンは書籍、雑誌、記事、章などのタイトルだけでなく、他の多くの要素にも使用されます。例えば、出版地と出版社の間、出版日付の前、または書籍の章を指す際の「in」や「In」の後にコロンがよく現れます。コロンはまた、参考文献リストで雑誌記事の号数やページ番号を示す際の標準的な句読点であり、「BMC Public Health 24(67): 62–88」はその一例として正確なスタイルを示しています(再度、そのタイトルはイタリック体を想像してください)。最後に、学術的な参考文献で一般的になったURLにもコロンが含まれています。
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